2011年02月25日

ダーウィン空爆式典

Bombing of Darwin.PNG1942年2月19日、日本軍はオーストラリア北部のダーウィンを空爆し、242名の方が亡くなりました。
毎年ダーウィンでは犠牲者を慰霊するために式典が開催されます。

今年の式典に、私は参加しました。

ここで亡くなったオーストラリアの方を慰霊するのが目的ですが、もうひとつ、この地に眠る日本兵の方にもお花を供えたかったのです。

日本では日本の為に戦った兵士は忘れられています。
こんな遠くまで来て、国の為に戦って命を落としたのに、彼らは忘れられているのです。
彼らは好きで戦ったわけではありません。
日本の為に戦ったのです。

東京に戦争で亡くなった戦士を弔う靖国神社があります。

でも、ここを訪れる人はほとんどいません。もし行ったら、軍国主義者の戦争賛美者だと思われるからです。

日本の総理大臣が靖国神社に参拝したときは、中国と韓国に非難されました。靖国神社は戦犯を祭っているため、参拝は中国人、韓国人の心を傷つけるからだそうです。

そのせいか、日本人は日本が悪い国だと思っています。
他の国は日本のことを嫌っていると信じています。
これは大きな間違いです。私がこの話をいろんな国の人にすると
「なんでまたそんな勘違いを?日本のことはみんな大好きだ。日本はとてもいい国だよ」
といわれます。


私はダーウィン市議会に式典参加の電話をしたときの会話を日本人みんなに聞いてもらいたいです。

私「式典に参加したいのですが」
担当者「どうぞどうぞ〜」
私「私日本人ですが大丈夫ですか?」
担当者「それがどうか?どうぞどうぞ〜」
私「ここで亡くなった日本兵の方にもお花を供えたいんですが?」
担当者「問題ありませんよ、どうぞ〜」

もちろんオーストラリアが戦争のことも、日本が空爆したことも忘れているわけではありません。
ただ、彼らは
「過去は過去、終わったこと、経験から学ぼう!」
なのです。

私は日本がこの前向きな未来志向の考え方を学んでほしいと表います。

オーストラリアにとっても、彼らがいかに寛容で前向きな国であるかを示すいいチャンスです。

私の式典参加は日本、オーストラリア両方の国にとってよいことだと信じています。



私は、日本兵、とりわけダーウィンの海に眠っている兵隊さんに同情の念を禁じえません。

オーストラリアの退役軍人と話をしたら、むしろ軍人同士の方が、国は違えど気持ちが通じ合うものだよ、といわれました。
ともに戦い、戦争がどんなものかをよく知っているからでしょう。

今年は、日本兵とオーストラリア兵がはるか空のかなたで、こんな会話をしてくれることを願っています。

「HEY!今年は日本人がお参りに来てくれるみたいだぞ。良かったな」

「ああ、ありがとよ!」




posted by sachi at 07:50| Comment(4) | Japanese only (日本語のみ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
face bookではお世話になっております。

englishだけかと思っていましたら、日本語もありました。

これから、時間のある時に、読ませていただきます。
Posted by akiko kamoda at 2011年02月26日 11:35
akikoさん、コメントありがとうございました。
外国人が日本語だらけなのを見たら、外国人は恐れをなすだろうなぁと思って、英語のページをトップにもってきてリンクしたのです。
日本語のページ探してくださってありがとうございます。
Posted by sachi at 2011年02月28日 07:49
はじめまして、以前SAKURAで2週間限定ウェイターしていましたTSUYOSHIと申します。この件に関しては、母校の在日韓国人の聖書の先生に言わせれば、韓国と中国及び日本は文化が似ているから、”妬み”や”怨念”みたいな感情論が先行しやすいと・・・逆に米国や豪州のような白人さんとの国との過去の清算のほうが、お互い”文化が違う”と言う前提があってかまだ寛容になりやすいみたいな事を以前聞いたことがあります。なるほどなぁとも思いましたが、Rudd政権の原住民への”お詫び”も私が初めて高校一年のときにACTに留学した際から興味にあった事ですが、その時から計算しても20年近くたって初めて政府として正式にAPOLOGYがありました。ACLでAnn-Marieともこの事に意見をした記憶がありますが、AM曰く、”Apology=Monetary issueと言う図式があるから中々出来なかったと。そういう意味でRudd政権があのタイミングでApologyを声明したのは、自身の公約か人気取りの意味合いもあったとは思いますが、それだけ豪州経済が豊かな証明だと思いました。今の日本のように不況続きでは、やりたくても出来ないことです。現に中国問題は日本政府はそれなりにお金を注ぎ込んできたと思います。ですが、韓国、北朝鮮、中国の得意な手口です、あの靖国問題を使っての日本を揺さぶる方法は。。。ただ日本は虐めをした側ですから、今の時代といえど、やはり他の民族と接するとき以上にPoliteになる必要はあると思いますが、経済制裁などに屈する必要も無いかとは思います。ご存知のとおり今の日本の会社は世界でも元気ですが、日本の政治は問題だらけです。外交問題も含め今の日本の政治も会社もお互いを蹴落としあうマイナス空間化が進んでいる気がします。自身もそんな日本の現状を考慮して、海外に出直したのですが、それでも日本は便利な国だし、良い所は一杯あると思います。一応一時帰国で帰ってきたつもりでしたが、心身共に相当疲れきっていたみたいなので、今セメスター復学は少しタイミング遅しと言う事で絶望的です。もう35歳になりましたし、おそらく此れからは日本を基点に元気の無い日本に自身の貴重な経験を活かして、日本の為、自分のために頑張っていくつもりです。とは言え、関西に限らず元気な人はどこにでも居るものです。今暫く充電期間を与えたいと思っています。豪州でのご活躍健康第一に頑張って下さい。

P.S.個人的には、靖国問題に関しては、麻生太郎前首相のhttp://www.youtube.com/watch?v=kOGJRrGXnJs
が一理あるなぁと思いましたが・・・
Posted by 長川剛 at 2011年02月28日 14:42
コメントありがとうございます。日本は自信を失ってしまい元気がなくなっていると思います。海外居住者や経験者は日本を外から見ることができます。その経験を活かしてにほんを元気にできたらと思います。TSUYOSHIさんも日本で頑張ってください。それが日本を元気付けることになると思いますから。

それでは
Posted by sachi at 2011年02月28日 15:43
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